2009年12月06日
2009年09月03日
2009年08月16日
目明し文吉
逃げた以蔵のあの西村望による、京都の名目明し「猿(マシラ)の文吉」親分の物語。目明しの実態や当時の世相を巧みに盛り込みながら、以蔵に斬られもせず殺されてしまうまでの姿を描きます。ちょっと珍しい主人公だし、面白いです
2009年08月11日
幕末暗殺
黒鉄ヒロシ、PHP文庫
桜田門外の変
Heusken
岡田以蔵
田中新兵衛
大楽源太郎
中村半次郎
河上彦斎
暗殺年譜
慶喜の自転車
幕末image
という構成のようです。以蔵はちょっと馬っぽい大男です
笑顔がちょっと不気味っちゃあ不気味
桜田門外の変
Heusken
岡田以蔵
田中新兵衛
大楽源太郎
中村半次郎
河上彦斎
暗殺年譜
慶喜の自転車
幕末image
という構成のようです。以蔵はちょっと馬っぽい大男です
笑顔がちょっと不気味っちゃあ不気味
2007年06月10日
逃げた以蔵
西村望・著。祥伝社文庫。
「丑三つの村」の人気作家が幕末のマイクマンとも
土佐の要蔵ともいわれるあの以蔵を主人公に。
彼にとってのドン・キングともいうべき武市半平太が政争に敗れ
「土居鉄蔵」→「無宿人鉄蔵」と零落した
後の京都での暮らしを、割ととぼけた筆致で
描きます。
ホームレスの桂さんに金を借りにいったり
人斬り仲間の新兵衛をなつかしんだり
するあたりが特に面白かったですね。
まあ最後は首をちょん切られてさらされちゃうわけですが
あーあって感じで悲惨すぎるかかれ方もしてなく。
数ある以蔵本の中でも、個人的には
一番好きかもです。
「丑三つの村」の人気作家が幕末のマイクマンとも
土佐の要蔵ともいわれるあの以蔵を主人公に。
彼にとってのドン・キングともいうべき武市半平太が政争に敗れ
「土居鉄蔵」→「無宿人鉄蔵」と零落した
後の京都での暮らしを、割ととぼけた筆致で
描きます。
ホームレスの桂さんに金を借りにいったり
人斬り仲間の新兵衛をなつかしんだり
するあたりが特に面白かったですね。
まあ最後は首をちょん切られてさらされちゃうわけですが
あーあって感じで悲惨すぎるかかれ方もしてなく。
数ある以蔵本の中でも、個人的には
一番好きかもです。
2007年01月04日
以蔵は死なず
桑原譲太郎、角川春樹事務所(時代小説文庫)
798円
桂さん探訪の帰りの新幹線で読みました。
玄瑞が出てました。
内容的には司馬の「人斬り以蔵」と
ほぼ同じエピソードをなぞってる感じですが
視点をがらりと変え
以蔵は純な良いやつ、悪いのは武市、なにせ武市
と、その腰巾着、、
というふうに描かれています。暗殺団に自ら加わる
元気いっぱいのハチマキ君・玄瑞とは大違い
高みにふんぞり返って指示だけ出す
今の政治家のような男。しかも部下の使い方は陰湿という。。
まー実際以蔵はごろつきみたいなものだったかも
しれませんが、散々利用しておいて
安方だの死ねばよいだの
挙句毒団子まで食わせようとしたとされてるのは
やはり武市の汚点とはいえるでしょう。
以蔵は自分は「幕末三(四)大人斬り」の中でも
最も好きな人斬りですね。
でも人は斬ったりしちゃいけないと思いますが
(なぜか優等生コメントでしめくくる、、ってほどのものでもねーか)
798円
桂さん探訪の帰りの新幹線で読みました。
玄瑞が出てました。
内容的には司馬の「人斬り以蔵」と
ほぼ同じエピソードをなぞってる感じですが
視点をがらりと変え
以蔵は純な良いやつ、悪いのは武市、なにせ武市
と、その腰巾着、、
というふうに描かれています。暗殺団に自ら加わる
元気いっぱいのハチマキ君・玄瑞とは大違い
高みにふんぞり返って指示だけ出す
今の政治家のような男。しかも部下の使い方は陰湿という。。
まー実際以蔵はごろつきみたいなものだったかも
しれませんが、散々利用しておいて
安方だの死ねばよいだの
挙句毒団子まで食わせようとしたとされてるのは
やはり武市の汚点とはいえるでしょう。
以蔵は自分は「幕末三(四)大人斬り」の中でも
最も好きな人斬りですね。
でも人は斬ったりしちゃいけないと思いますが
(なぜか優等生コメントでしめくくる、、ってほどのものでもねーか)